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【小児矯正】プレオルソで後悔しないための注意点と対処法

2026年8月10日 かずデンコラム一覧

「プレオルソは子供の負担が少ない矯正だと聞いたけれど、注意点はないんだろうか」と、小児矯正を検討している保護者の方であれば、メリットだけでなく気をつけたい点もきちんと把握しておきたいと考えるのは自然なことでしょう。プレオルソはマウスピース型の機能的矯正装置として広く使われていますが、どんな治療にも向き不向きがあり、事前に知っておくべき注意点も存在します。

この記事では、プレオルソで押さえておきたい注意点を整理したうえで、なぜその注意が必要なのか、そしてどうすれば後悔を防げるのかまで具体的にお伝えしていきます。注意点の背景にある理由を理解しておくことで、納得したうえで治療を進めていただけるはずです。

プレオルソの主な注意点5つ

プレオルソの主な注意点5つ

プレオルソの注意点は、装置そのものの特性に由来するものと、使い方に由来するものに分けて考えると理解しやすくなります。

効果を左右するのは毎日の装着時間

プレオルソで最も大切なのが、装着時間が治療結果を大きく左右する点です。プレオルソは就寝時と日中1時間程度の装着が基本になりますが、この装着時間が守られないと、期待した効果が得られにくくなるでしょう。ワイヤー矯正のように歯に固定される装置と違い、取り外しができるからこそ、お子さま自身の協力と保護者のサポートが治療の成否を分けるのです。

「装置を作れば自動的に歯並びが整う」というものではなく、毎日の積み重ねが結果に直結する点は、あらかじめ理解しておく必要があるでしょう。

適応となる症例には範囲がある

プレオルソが得意とする症例ははっきりしています。軽度〜中等度の出っ歯や受け口、開咬、口周りの癖が原因の歯並びの乱れには効果が期待できる一方で、骨格的なズレが大きい重度の不正咬合や、抜歯が必要なほどの叢生(歯のガタガタ)には適応が難しいとされています。

また、永久歯が生え揃ってしまった後では、プレオルソの得意とする「顎の成長を利用したアプローチ」が使えなくなるため、適応年齢を過ぎているケースでは別の治療法を検討することになります。

歯を1本ずつ動かす装置ではない

プレオルソは口周りの筋肉のバランスを整えて歯並びが乱れる原因にアプローチする装置であり、歯を1本ずつ精密に動かす機能は持っていません。そのため、仕上がりの精度を求める場合や、細かい歯の位置調整が必要な場合には、ワイヤー矯正やカスタムトレー型のマウスピース矯正など別の装置が必要になるでしょう。

プレオルソが担うのはあくまで土台づくりであり、その後の仕上げは別の装置に引き継ぐ流れになると考えておくと安心です。

効果の現れ方に個人差がある

同じようにプレオルソを使っていても、効果の現れ方にはお子さまごとの差があります。顎の成長段階、癖の強さ、装着時間の順守度合いなど複数の要因が絡むため、「何か月で必ずこうなる」と一律に言えないのが実情です。他のお子さまと比べて焦ってしまう保護者の方もいますが、成長のペースは一人ひとり違うという前提で見守る姿勢が大切でしょう。

また、成長期・歯の生え変わり期に最大の効果がでることから、お子さまの頑張りとご家族のサポートが必須です。

装置の管理には慣れが必要

取り外し式ならではの注意点として、装置の違和感や紛失・破損への備えも挙げられます。装着し始めの時期は口の中に異物感があり、慣れるまでに時間がかかるお子さまもいます。また、外して食事をした際にうっかり紛失したり、ケースに入れずに放置して破損したりするケースも起こり得るため、日々の管理習慣が欠かせません。

プレオルソの強み

プレオルソの強み

ここまで注意点を整理してきましたが、これらの短所は裏を返せばプレオルソならではの長所と表裏一体になっている点も見逃せません。

たとえば「装着時間を守る必要がある」という手間は、逆に言えば就寝時中心の装着で日中の生活への影響が少ないという利点でもあります。ワイヤー矯正のように四六時中装置が付いている状態と比べれば、学校生活や食事へのストレスは格段に少ないといえるでしょう。「歯を細かく動かせない」という制約も、そもそもプレオルソが目指すのは歯並びが乱れる根本原因(口呼吸や舌癖)の改善であり、原因にアプローチすることで将来の本格矯正の負担を軽くできる可能性を持っています。

つまり、プレオルソの注意点は「装置の欠陥」というより「役割の範囲」を示すものだと捉えると、適切な期待値を持って治療に臨めるはずです。

プレオルソで後悔しないための対処法

後悔しないための3つのポイント

注意点を踏まえたうえで、後悔を防ぐために保護者ができることを整理していきましょう。

第一に、精密検査を受けて適応症例かどうかを見極めることが何よりも重要です。プレオルソが向いている症状なのか、それとも別の装置や併用が必要なのかは、歯科用セファロや口腔内検査をもとにした歯科医師の診断がなければ判断できません。自己判断で「プレオルソにしたい」と決めるのではなく、まずは診断を受けることが後悔回避の第一歩になります。

第二に、装着時間を習慣化する工夫を取り入れることが挙げられます。就寝前の歯磨きとセットにする、装着カレンダーでお子さま自身に記録させるといった仕組みを作ると、無理なく継続しやすくなるでしょう。

第三に、治療のゴールと期間の見通しを最初に共有しておくことも欠かせません。プレオルソ単独で完結するのか、将来的に2期治療が必要になる可能性があるのかを事前に確認しておけば、途中で想定外の展開に戸惑うことも減らせます。

お子さまのプレオルソの相談はかずデンタルクリニックへ

大阪市淀川区・阪急三国駅と地下鉄東三国駅からアクセスできるかずデンタルクリニックでは、プレオルソをはじめとする小児矯正のご相談に対応しています。歯科用セファロやiTero(光学スキャナー)による精密検査をもとに、お子さまの症状がプレオルソに適しているのか、他の装置との組み合わせが必要なのかを丁寧に診断いたします。

注意点を含めて包み隠さずご説明したうえで、お子さまの状態に本当に合った治療計画をご提案する方針を大切にしています。院内にはキッズスペースも完備していますので、小さなお子さま連れの保護者の方も安心してカウンセリングを受けていただけるはずです。「プレオルソが気になっているけれど、うちの子に向いているのか知りたい」といった疑問をお持ちでしたら、まずはご相談だけでもお越しください。

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